ぶろぐはぶろぐ。

大切にするということ


才能について考えると大体落ち込む。

自分より才能あるものや、自分のやりたい仕事をやっているような人にばっかり、目がいって「自分なんて才能がないんだ。」という感じで。


落ち込んで死にたくなることもあるし、人の作品を見れない時期もある。
好きな音楽やPVやライブや映像やが嫌いになって、もう全部から離れたくなって、真っ暗の中布団に篭ったり、食べたくもないものをコンビニで死ぬほど買って暴飲暴食したり、酒を飲んでグダグダになったり。


30歳を過ぎた頃から、そう思う頻度が減った。
仕事が少しずつでもいただけるようになって、バイトをやめたから?前よりも少しだけ生活が豊かになったから?

そんなことは関係なく、相変わらず不定期に「自分なんて」という時間がやってくる。
夜まで寝てるわけにはいかないので、PCと向き合ったりするが、そんな時でさえ「はー死にてー」とかいっちゃダメなことを言ってしまう自分が本当にダサい。



ダサい私は、じゃあ一体何になれたら「自分なんて」って思わなくなるんだろう。



もっと他人に認められたら思うのか、もっと有名になったらなのか。もっと誰かに褒められたら思うのか、もっとお金持ちになったらなのか。誰かに舐められなくなったら?偉そうになれたら?賞が取れたらなのか。
どれも違う気がした。
明確な答えはわからない。
わからないけれど、
私は自分で自分や自分の作るものを、
もっと大切にしてあげたいんだと思う。


他人に言われなくても、仕事が終わった後に「今日超頑張ったね」ってあったかい湯船に入るご褒美をあげたい。
他人に言われなくても、良いものが撮れた時には「超いいもん撮れたじゃん。センスある」っていってあげたい。
可愛い服をきたら、「可愛い、超最高」っていってあげたい。
誰かの評価ばかり気にせずに、自分の価値はちゃんと冷静に自分で決められるようになりたい。



年齢的に、思ってることに体力が追いつかない時もあると思う。シワだって増える、若い子の方が増えてくる世界にいるかもしれない。
それでも、やりたいことや「今」の自分とちゃんと目と目合わせて向き合って、自分自身にできることのちょっと上をやっていきたい。
そして好きなことをやり続けられることに喜びを感じて、毎日笑顔でいたい。




相変わらず、何が言いたいかわからんくなった。
これからも楽しいがいっぱいあふれる人生でありますように。






これは私の大好きな本の言葉。(読んだのは中学生とか。笑)

「周りの雑音が気になって、
自分の思うように動いたり笑ったりできなくなったら、
その時はこのスティックでリズムをとってみな。
さゆきにはさゆきだけのリズムがあるんだから。

それをたいせつにしてれば、
周りがどんなに変わっても
さゆきはさゆきのままでいられるかもしれない。」

※一部抜粋


Sundayカミデ / 僕の才能 (MusicVideo)