ぶろぐはぶろぐ。

劣等感

人生においてモテた経験がない。
それが私にとってものすごく劣等感を感じるポイントだ。

何億回もかいてると思うけど、こんなブログ読んでる人がいないって思うから今日くらい自由に書かせて欲しい。


まず目が悪い。
外ではコンタクトだけど、家の中ではメガネ。
小学校1年生の頃からメガネをかけてる。ずっとメガネをかけてることをバカにされてきたし、目が悪いことがコンプレックスだ。
小学校3年生くらいになると大体お姉ちゃんがいる子から順におしゃれになってくる。
かわいい髪型をしたり、お姉ちゃんのお下がりの服を着たりする。
私はずっとドッチボールが好きだったし、メガネをかけていた。
髪型にもこだわりがなかった。
自分でも消したい過去なくらい髪だってボサボサだし、不細工な小3の自分。
そんな子が女子の友達もできるわけないし、嫌われてたって当然だなって思う。


小学校3年生といえば、初めて好きな人ができた年だなって思う。
耳をすませば」のセイジくんみたいに、バイオリンを弾ける男の子のことが好きだったな。
でもその子は私より背も低くて、顔もすごく綺麗でたかだか小3だったけど
「こんな子が私なんかのことをすきになってくれるわけもないな」と思ってた。


もうこの頃から、私は自分に対して劣等感を抱いていたなぁ。


今でも昔の写真を見ると死にたくなるし、
結婚式のために写真を送ってくれと言われても当時の写真は見直したくない。
別に今がかわいいとも思ってないけど、あの頃が一番不細工だった。
そしてそのメガネで今もブログをかいてる。
死にたい。




「美意識」を持つようになったのはいつからだろう。
中学校の時は剣道に必死だったし、生徒会に必死だった。
こんな私でも初めて彼氏ができたりしたけど、どうしてもネガティブなことしか感じられなかったし、
「私なんかのことを好き」
って思ってくれる感情が理解できなかった。



どう理解できないかっていうと公共の場では書きにくいことまで思ったし、
何よりも私が好きな男の子を思ってるように、私のことを男の子が思ってくれてるなんて理解ができない。

こどものおもちゃのさなちゃんや羽山のように美男美女じゃないと恋なんて成立しない、
さくらちゃんとシャオラン君のように、「運命」の中で出会わないと恋なんて成立しないと思ってた。




中学3年生の受験時期に初めて男の子とキスした。
キスしていいか聞かれた時に、正直嫌だったけどいやだって言ったらその人と別れることになるんじゃないかと思って「いやだ」っていえなかった。

今考えてもすごくその子のこと好きだったけどなんで嫌だったかわからない。
女の子にキスされるのは嫌じゃなかったけど、どうしても男とキスする自分が理解できなかた。


私メガネかけて、めっちゃ目悪いからすごい目も小さく見えるメガネやし
髪もボサボサやしそんな私やったらキスしてくれへんやろ?
って思ってたのかな。今でも理解できないし、
あれから10年以上経ってるけど、いまでもあの状況になったらキスできなかったって思う。






人並み程度に、なんだら人並み以上に付き合った経験はあるのかもしれない。
平均ってなに?ルル子のように普通ってなに?

でも28歳になるのにいまでも自分に自信がない。
どうせこういうことを書いたら、「ナルシスト」とか言われるんやろな。
あ、でもナルシストって言われるほど私のブログなんか読んでくれてる人いなかった。
悲しい。






でも、実はわかってる。
大切なのは「顔」だけじゃない
信じる気持ちだったり、自分のいいところ活かすところだったり、
大切なのは「中身」だってこと。




でも私はそれに追いついてない。
それが悔しいし、それが悲しい。






劣等感がぬぐえない。
でもいつもそんな私を支えてくれるのは音楽だった。

ゴイステやガガガ、ミドリ、フジファブリック
いまだと天才バンドだったり、
その音楽を聴いてると素直にたくさん泣けて
こんな不細工な私でも人のことを好きでいていいんじゃないかな?って思えた。



私は音楽を作らない人間だけど、
音楽を作る人ってこの歌詞を誰かに落とし込んで書いてるんですか?
羨ましいです。

私の映像もそんな風に思われたいな。




大好きなMV



もっとああすればよかったこうすればよかったって思う。
でも大好きな自分で撮ったMV


たくさんの人に見て欲しい
この世界で生きていきたい