2015年は、悔しい思いをすることが多かった。
2015年は悔しい思いをすることが多かった。
正式にいえば、多分27年間悔しい思いは散々してきたんだけど、
上京して3年。
今年はなんか、忘れられないほど悔しかったり、悔しすぎて寝れなかったり、「こいつ絶対ぶっ殺す」とか「負けたくない」とか恨み節をそして「(神戸に)帰りたい」とか「死にたい」、「あの頃に戻りたい」と弱音をそれぞれ多くつぶやいた年だったと思う。
未来が不安になることも多い1年だった。
twitterやインスタグラムを見ると、周りの友達の毎日が皆キラキラして見えて羨ましくてたくさん泣いた。
もう27歳だから、人を恨んだってどうしようも無いってことも
私を舐めてるやつに対して何を言っても響かないことも。
泣いたってどうにもならないことも、
後悔したり、羨んだりしたってどうにもならないこともわかってる。
それでも、悔しくて寝れなかった。
「関わるから辛い思いをする。」
「好きなことを仕事にすることはものすごく辛い」
お母さんに電話する度、同じことを言われた。
たくさん人に裏切られた気もする。たくさん嫌いな人もできた。
「私なんでこの人に謝らなきゃいけないんだろうなぁ」と思いながら沢山謝った。「絶対に不幸になれ」とか「失敗しやがれ」とかひどいことを心のなかで沢山思った。
私は、自分は何者でもないということに実はもうとっくに気づいているんだけど、認めない自分がここにまだいます。
負けたくないライバルが沢山いるから。
フラカンの武道館を見ながら、
トモフスキーとTheピーズの50歳記念ライブを見ながら、
歌詞の1つ1つ、音楽の1つ1つに説得力があり、
「続ける」ことに意義があると改めて思った。
面白いものを沢山作っていきたい。
たくさん映像を撮りたい。
私に仕事をくれた人たちに、また仕事をもらえるような人間でいたい。
悪口を言わない自分になりたい。
見返したいライバルがいる。
アイデアを出さないのに、ドヤ顔してる奴なんかに負けたくない。
アイデアをパクられても、私はアイデア製造機だから別にいいけどって鼻で笑える余裕を持ちたい。
舐めた真似した馬鹿達に、ザマァ見ろって言える作品をつくりたい。
親が自慢出来る私でいたい。
好きな人が自慢できる彼女でいたい。
もう泣かない強い私でいたい。
皆が悔しがる位、笑顔で楽しい馬鹿な自分でいたい。
たくさんのライブに行った1年だった。
ヘルマンH
くるり
フジファブリック
天才バンド
トモフ
ピーズ
フラカン
皆(天才だけど)続けることの大切さを教えてくれた。
バンドって偉大だな、なんてダサいことしかいえないけど、
「やっぱりこういう人たちの映像を撮れる人間になりたいな」と改めて、初心に帰らせてくれた。
東京に来なかったらこんなこときづけなかったかも知れない。
悔しい思いをしなければ、こんな当たり前のこと忘れていたかもしれない。
ダサい自分はシネ、
2016年はもっと強い私になる。