ぶろぐはぶろぐ。

【ライブ】音楽は魔法ではない…けど @大森靖子の『大森靖子全国ツアー ❤爆裂!ナナちゃんとイくラブラブ洗脳ツアー❤』にいきました。

私は小学校にあがるタイミングでメガネデビューをしたのだが、私が小学1年生くらいの頃って
・メガネをかけた子はクラスに一人いるかいないか
・可愛いメガネなんて売ってない(ともかくメガネといったら、メガネの愛眼メガネの三城くらいしかなかった)
=メガネかけるとかありえない、ブスいじめられる私の小学校デビューオワタ\(^o^)/と泣きまくる私に母親は、せめてもと思いピンク色の縁取りのメガネをかってくれた。


私はともかくセーラームーン世代、大体の漫画の主人公はピンク髪、ピンク色が大好きでランドセルもピンク、ピアニカだってピンク、そして更にメガネもピンクときた私はインパクト大だったかもしれないが、自分では大大大満足、ちびうさにでもなれた気分で人生を歩んでいた(気がする)

しかし、高学年にでもなるとSPEEDやモーニング娘。が流行り、ヒロもエリコも加護ちゃん辻ちゃんもみんな裸眼。
「あれ…もしかしてピンクのメガネってやっぱダメなんじゃね?」と思いだし、そう思えばと周りを見渡すと大体モテてる子ってこんなメガネしてなかったし、みんなりぼん読んでたし、olive de oliveとか少し地味な服を着ていた。


自分の人生を変えたタイミングはもしかしたらここなのかもしれない。
「いつまでも何でもピンク色のもの持つのってもしかしたら恥ずかしいのかも…」と、自然と好きなモノを好きということは恥ずかしくて、
私が可愛いと思うような物(ピンク色だったりキャラ物だったり)を持つことはもう恥ずかしいんだなと思うようになっていた。


ピンク色もなかよしもこの時に隠したのだ。「普通の女の子にならなきゃ。」って。



ただ、なぜか音楽だけは私の求めていた「皆と同じ」になれなくて。
それは、決して皆が聞いてない音楽を聞こうという意味ではなく、
皆の好き嫌い、多数派少数派なんて関係なく自分が好きなものだけを信じて、聞き続けた。
それが当時の私にはゴイステだったり、ミドリだったり。東京や音楽が盛んな所に住んでいる人からすると、「そんなの多数派じゃね?」ってなるのかもしれないけれど、
神戸のニュータウンなんていう住民の半数以上の家庭が公務員で、塾に行っている私達の周りには、趣味があう子なんていなかった。



ともかく前振りが長くなりました(土下座)
うーん、うまく言えないんですけど、音楽の趣味だけはずっと変わらずにいたんですよ。ピンク色だってなかよしだって(当時)捨てたものはたくさんあったけど、
曲げずにずっと好きだったものが音楽くらいしかなかったってことですね。つまり。


っというわけで、今日大森靖子さんのライブを中野サンプラザで見たのですが、大森靖子さんは曲げずに自分の好きなモノを大切にし続けたんだろうなぁと思って。
それは、好きなモノだったり、好きな人だったり、歌も。

女の子ならわかると思うんですけど、キャラものとかピンク色とか好きとか言っちゃダメみたいな時期あったじゃないですか。(サンリオ持ってたらダサいみたいな時期とか)
それでも大森靖子さんは多分ずっと好きなモノは好きだ―!って生きてきたわけですよね。


それがものすごく伝わってきて。ともかくかっこいいなぁって。
あとちょっとだけ悔しかった。
わたしももっと好きなものを好きだって叫んでたら
もしかしたらなんか変わってたこともあるのかなと思って。


そんな彼女が本編の最後に歌った曲。
「音楽を捨てよ、そして音楽へ」



音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない
音楽は魔法ではない


でも、音楽は








でも音楽は??

音楽は、私にとっていろんなことを与えてくれたんですよね。
それは結局「ピンク色好きっていいんだよ〜」ってことだったり、
「好きなモノを好きって言っていいんだよ〜」だったり。
音楽は魔法ではない…んだけど、どんなものよりも
私が私らしくいることの大切さを与えてくれたのは音楽なんですよね。


何が言いたいのかイマイチわからなくなってきたけど、
音楽は私にとって魔法であり、魔法が使えないなら死にたいし音楽が聞けなかったり、好きなものを好きと言えない世の中なら死にたいです!だから
常に自分の好きな人生でいきていくのだああああああああああああ!
(無理矢理なまとめ)