ぶろぐはぶろぐ。

【映画】エレカシの『さらば青春』をきいて『みなさん、さようなら』を思い出しました。

バスの中で音楽を聞いていると、すごく感傷的になる曲が流れてきて
なんだっけこれと思ったら、エレファントカシマシの『さらば青春』だった。





そして『さらば青春』を聞いてると想い出すのが、
濱田岳さんが出ている映画『みなさん、さようなら』。




この曲、挿入歌で出てくるんだけどそのシーンがまたなんとも言えない切ないシーンなのだ。
色々あって団地から出れなくなった悟(濱田岳)が隣の部屋にすむ幼なじみの有里(波瑠)に、ペッティングしてもらうシーン。
有里が最高にエロいのはもちろんなんだけど、何よりも切なさしかないシーン。
「多分一生続かないんだろなこれ」っていう青春時代独特のアレ。


中学生くらいまでって「私ってなんでもできちゃうんじゃないかなガハハ」と思ってのんきに生きてきたけど、だんだん

「あれ…もしかして私ってこれはできないんじゃないかな…」
「あ…一生多分これって続かないんだな…」
「財力…」「ブス…」「学力…」

とかともかく、物事に『できる事』と『できない事』があることに気づきだして、
たとえ誰かと付き合って幸せなときでも「あ、多分これ一生続かないんだろうな」ってなんとなく察して『安全な方』を選んでいたあの時期を本当にうまく描いているシーンなんですよ。

さらに追い打ちをかけるかのように響くミヤジの「遠い〜とおい〜」の声
いろんな事思い出すわ。笑









っても、今考えたらいつだって決断したのは全て「自分」なんですよね。
この映画も、結局は団地から出て行かないと最初に決めたのは悟自身なんですよ。
結婚するってなっても、団地からでないと決めたのも悟。
そして、『団地よりも母親』と思って一直線に出て行ったのも、
全て決断したのは悟なんですよ。


どんな理由・事情があっても決めるのはいつだって「自分自身」なんだから、

「できる」
「できない」

「成功」
「失敗」

 関係なく、
『その時決断した意見を尊重する人間でありたい』と最近は考えるようになった。
(ま、考えてるだけで行動に起こせてない部分は多々ありますが)

『できないから辞めた』とか、『できないから諦める』とか。
逆に『できるから他人もできるだろう』とか、『できる』からって過度な自信を持ちすぎるとかはもうやめました。
たとえそれが失敗だったとしても、やっぱり『考えて決断した自分自身の意見』を何よりも信じたいと今は思います。それが一番後悔しない道筋だなって今は思う。







失敗はしたくない。
でも後悔はもっとしたくない。


最近高校時代が遠く昔に感じて切なくなることが多かったけど、
こうやって考えた自分を信じて明日からもまた、頑張りたいです。