ぶろぐはぶろぐ。

【ライブ】『何も考えなくていいんだったなぁ』と思いながら下北沢で小山田壮平さんを見ました

昨年末、下北沢で小山田くんのソロをみた。
もう1ヶ月も前の事だから記憶が曖昧ですが、
ともかくその時感じたことを
忘れたくないと思ってここに書きます。
企画の名前は『嘘が本当になる日』



東京にきて2年目が終了した。
この1年間様々な環境変化があり、正直ともかく疲れていて
高校生ぶりに「死にたいなぁ」だなんて最低なことを思う毎日だった。
高校生の時に彼氏の前で鏡を割り、その鏡の破片で手首を切ったことがある位のメンヘラだが、そんな時いつも「死んだらあかん!生きてるって素晴らしい!」と思わせてくれたらのは宗教でもなんでもなく音楽だった。
でも、「死んだらあかん」と思うたびに心の中で、
「なんで?理由は?」と思う自分が正直いて、メンヘラになる時は大体
「親のために?迷惑かけないために?なんで?」と訳の分からないサイクルに陥った時だった。


なぜか理由はわからないけどそのくらい12月頃は疲れていて、
東京にいて一人ぼっちで部屋でゴロゴロしてると無性に
「食べて寝てうんこするだけだな」とぼーっとしてしまい、
よくある「このままずっと寝てたいなぁ。死んだら楽だなぁ」と
わけのわからないことを考えていた。

そんな時に、下北沢で小山田壮平くんを久々に見た。
身長150cmの私じゃ何も見えない、人混みしか見えない中で
音の悪い(正式には無駄にでかい)スピーカーから返される壮平くんの曲を聞いて恥ずかしながら一曲目から泣いてしまった。



あ。色々と忘れてた。
何にも考えなくていいよってこと。





なんでもすぐに、深く考えてしまうのが自分の悪い癖だから
大切な時計をなくしてずっと泣いてたり、
それが憂鬱でねれなかったり、
些細な勘違いで喧嘩して、ずっと話さなくなって、それが辛くて寝るときも起きてからもトイレでもずっとその事ばかり考えていたり。
そういう時はだいたいお母さんが、「あんたはアホなのがええ所やから、何も考えんとき。」と言ってくれたのを思い出した。
大人ぶったり、強がったり、
迷惑だからとやめたり、
嘘ついたり、無理したり、
わざと笑ったり、気を使いすぎたり、
「誰かのために」と思うことはもうやめようって思ったら、
すっと肩の荷がおりた気がした。



何も考えなくていいから、
ぼんやりと自分が食べたいものを食べる毎日をゆっくり取り戻していきたい。
自分を守れるのは自分だけだから。



【12/4 ヒロ企画『嘘が本当になる日』小山田壮平セットリスト】
(※twitterから拾いました)

投げKISSをあげるよ
別れの手紙
路上のフォークシンガー
ゆうちゃん
クレイジー
あの日の約束通りに
16
クレイジークレーマー(with後藤大樹
ハッピーエンド(with後藤大樹