ぶろぐはぶろぐ。

『ゼロ・グラビティ』『かぐや姫の物語』見ました

ゼロ・グラビティ ティザー

かぐや姫の物語・ティザー


ある意味どっちも宇宙的な話でしたが、
私はどちらも面白かったなぁと感じました。
それぞれの映画をみて感じた事を忘れないように箇条書きします。

ゼロ・グラビティ
・なんかやっぱサンドラブロックみたいな体型なりたい
・ジョージクルーニーいけめんすぎィ
IMAXすごすぎィ。画面でかすぎ、音がやばすぎ


・・・アカン

このままじゃ、こんな小学生の芸術鑑賞会後レベルの感想しかかけない。
ってことで『かぐや姫の物語』をみて思った事先に書きます。

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内容は私達の知っているかぐや姫のお話です。
竹から生まれた女の子をおじいさんおばあさんが大切に育てて、
でも云々かんぬんあり、月に帰ってしまいました。寂しいね。 って話。
それにちょっと色がついたのかな?という感じの137分にわたる映画でした。


この映画のポイントは多分糸井さんのキャッチでも有名な「姫の犯した罪と罰
なんだろうけど、正直なんかもやっとしてわからなかったので家に帰った後ググりました。
じゃあ、結構皆さん書いていたのですが(それを自分なりに解釈しました)

『罪』
『美しいものを美しい』であったり、『争いなど汚らわしいことを汚らわしい』であったり、
そういった感性的なものを感じられない『月』という世界の中で育ったかぐや姫は、
『地球(感性があり、『生きている』事を感じられる場所)に行きたい』と思ってしまった事。

『罰』
『生』を感じられない(美しい、喜び、悲しみ、そういったものを感じ取る事ができない)世界の方が
良しと感じる月の世界の中で、地球という『悲しみ』が生まれるような世界にかぐや姫を送った事




って所がポイント…みたいなのですが、ま、私が感じた事は一つ。

『お母さんお父さんにあいてええええええええええ。ってか地元に帰りてえええええええ』

コレ。
映画見た後、エンドロールみながらこのことしか考えられなかった。


小学生の頃、学校帰りに
(犬のおしっこがかかってるかも知れないから辞めなさいと言われたけど)ツツジの蜜を吸ったもんだなぁ。
木に登って、ヤマモモとって近所の公園の(犬が直接なめてる水道だから汚いから辞めなさいと言われたけど)水道で
じゃばじゃば洗って食べたなぁ とか
夏休みには蛍の墓みてお母さんにバレないようにクッションで顔を隠しながら泣いたなぁとか
初めて好きな男の子が出来た小学三年生、(鼻くそを食べたりしてた子だったけど)バイオリンを聞かせてくれた男の子の事
好きになったなぁ。



こんなことばかり考えた。二階堂和美さんの歌を聞きながら。

「いまのすべては 未来の希望
 必ず覚えている 懐かしい記憶で」


別に実家に帰りたいだなんて思わない。(いや嘘、時々思う)
けど地元に帰りたいと思ったのは多分、上に書いたようなあんなバカなことしてた
小学生とかあの頃にちょっと戻りたいと思った事。

今でも
花を見れば美しいと感じるし、
戦争の映像を見れば悲しいと感じます。
感性がないわけではないし。

でも多分今の『美しい』と思う気持ちは多分、小学生のバカな私が思っていたようなあの『美しい』とは
ちょっと違う。
『悲しい』も同様。

うーん、うまくまとめられないけど、ともかく言いたいのは
2014年はもう少し素直に生きます。
周りの目、気にしすぎる性格はもう辞めよう。


ゼログラビティはまた書きます