ぶろぐはぶろぐ。

すぐに誰かと比べてしまう私へ

 

すぐに誰かと比べてしまう私へ
 

思えば、ずっと誰かと比べてばっかりだったね。
水色のランドセルが似合う、お姉ちゃんのおさがりを着ていたおしゃれなあの子だったり。
自分がずっと片思いしていた男の子が可愛いと言ってたあの子だったり。
自分の元カレに色目を使うクソみたいな女だったり(学生時代)。
「あの子は私と違って細いから」とか、「どうせ私は猫っ毛じゃないから」とか、言葉にしてみるとクソほどにしょうもない事かもしれないけれど、私にとっては1つ1つが自分の嫌なところ。
 

比べるのは身近な人だけじゃない。
好きだった人の会ったこともない昔付き合ってた人だとか、好きな人の好きなアイドルだとか。
比べたって世界が違う他人と自分を比べて、私は何がしたいんだろう。
 
 
 
27歳過ぎた頃には、ほぼ毎日見えない何かと比べてばかりで、自分がわからなくなって友達に泣いて電話したりした。「無いものねだりだよ。」言われた時のこと、今でも覚えてる。
 
29歳過ぎた頃からすっと肩の荷がおりた感覚があって、(それは紛れもなく友達のおかげなんですが)
なんとなく「自分は自分しかいないんだな」とか「私にだって私にしかないいいところがあるんだろうな」とぼんやり思うようになった。
 
 
 
 
それでも今でも月に1回くらい、すぐ誰かと比べてしまう私が出てくる。
 
「なんでこの子は〇〇なのに私はこんなんなんだろう」
 
でもでも、だって、どうせ私なんて…。とお得意の言葉ばかりでて、何度周りの人を呆れさせてきたんだろう。そろそろその癖直さないと、本当にみんな呆れてどっかにいっちゃうよ。
 
 
 
 
もう気づいてるはずだよね。
 
泣いてもよだれ垂れてもエロくても寂しがりでも馬鹿でも目が悪くても
歯並びが悪くても背が小さくても歌が下手でも私は私だって。
諸先輩のように段取りよく生きられなくて、
憧れの友達のようにセンスがピカイチでもなくて、
大好きなバンドのように努力家でも才能もなくって、
あのアイドルのように髪の毛はサラサラでも、コミュ力だってないけれど、
27歳で死ななかったし、志村の死んだ29歳も乗り越えて、今年31歳になる私は、 
これからも毎日やりたいことやって、友達と遊んで、恋して、金を稼いで、
自分のことを自分で育てていくんだよ。
 
 
見えない誰かと比べたって、私はその人にはなれないんだから、
今の自分の友達や、大好きな人が好きでいてくれる私を他人以上に大好きになって、
明日も笑って頑張ろうね。
 
おやすみなさい。