ぶろぐはぶろぐ。

【映画】『クロニクル』見ました。というより、デイン・デハーン見ました。

▼クロニクル予告はyoutubeより。

デイン・デハーンはこれがイケメンにまとめてくれてたのでこれ。
 http://kirakiraperry.com/movie/danedehaan/


デイン・デハーンについて少し知っていたのは、
なんとなく最近名前をよく聞くこと(アメイジングスパイダーマン2に出るから?)それだけ!!!
あと、何よりも顔が綺麗でなんとなく覚えてた。
若い頃のデカプリオを少し不幸にしたみたいな顔だなって。


ひとまず、デイン・デハーンYAVAY
外国のスクール映画の感想を書く時に、必ずでてくる『スクールカースト』という言葉ですが、
スクールカーストの最下層が、超能力のおかげで一気に最上部に上がり、そしてセックスに失敗し、
また最下層に落ちてかーらーの!!!ダダダダーーーーーーーンとデインデハーンのイカれていく様がまじで、
『恐ろしい!!!』そのものでした。
よく、殺人の原因とかで『カッとなってやった』って言うけど、まさにそれ。
誰にももう止められない。うぬぬ…。
デインデハーンのイカれた様がまさに演技というのか、リアルっぽくて
『プライド』が高い男の人っていうのが、落ちる様っていうのがほんと・・・
すみませんでした。


ま、それはおいといて。


昨年『ベルフラワー』という最大級に馬鹿げたけど最高に面白い映画を見ましたが、
話は全然違うけど、なんとなくそれに似た匂いがしました。
厨二っぽいっていうか。私には少し分かりにくい部分があったりとか。

高校生くらいの時って誰だって
「あぁ、空飛びたいなぁ」
「女の子のスカートをめくれたらなぁ」
「学年の人気者になれたらなぁ」
「クラスの人気者(可愛いとは言っていない)にすかれたいなぁ」
とか色々な野望があると思うんですが、
デイン・デハーン演じるいじめられっ子アンドリューは、超能力を手に入れたと同時に、
それを全て叶えられてしまうようになったわけです。


で。少なからずおごってしまうわけじゃないですか。
だって何でも出来るようになっちゃったわけだし。
それは、物理的に欲しいものが手に入ったり、
超能力をきっかけに、さっきも書いたようにスクールカーストの頂点に立てたり、
今まで見向きもしてくれなかったような、クラスの女子が自分にべったりになってくれたり。
『自分一人で何でも出来る』っていう勘違いほど恐ろしいものはないのは、
皆高校時代の失敗でわかってるはずなのですよ。


さっきベルフラワーに似た匂いがしたって言いましたが、
ベルフラワーとの大きな違いはオチの部分。


(※端的にベルフラワーの説明をすると、イカれた女を好きになった主人公が云々かんぬんで女に振られたり、
事故ったり、親友に裏切られたりするけど、最終的にはやっぱり支えてくれたのも親友で
一緒に火炎放射器もって思い出を泣きながら燃やして、ショットガンぶっ放して終わりって話。うんカオス
ベルフラワーティザー


ベルフラワー』の場合は、
裏切られても、けんかして離ればなれになっても最終的には一緒にバカやった友達が戻って来て、
一緒に泣いてくれた。つまり、2人の信頼関係に勝るものは結局、恋愛でも火炎放射器でも、車でもなかったって事。
主人公にとって一番大切なのは、『親友』ヒャフー!ってこと。


でも、『クロニクル』の場合はそうではなくて、
あくまでも、アンドリューは超能力を手に入れた事を『自分の』才能だと思っておごってしまい、
忠告してくれる親友の大切さにも気づけずに、最終的には、親友も殺し、自身も親友によって殺されてしまう。
一番大切なものは能力じゃなくて…っていう部分に気づけなかった。


改めて文章にしてみると、クロニクルは切ないまま終わる数少ないアメリカ映画だね…。
ハッピーエンドちゃうやん!的な。


うーん、うまくまとまらなかったけど、
持つべきものはやっぱり友達、やっぱり親友、
皆友達、大切にしようぜ。
『自分一人じゃ何も出来ないよ?』ってことで、お願いします。